モンテネグロ最高峰の山に登る|登山好き必見の街「ジャブリャク」
- ptakuyap15
- 6 日前
- 読了時間: 6分

モンテネグロの意味は「Black Mountain」。国の名前に「山」が入っているだけあり、登りがいのある美しい山々があります。
その中でも最高峰が、「ボボトヴ・クク(Bobotov Kuk)」。
「ボボトヴ・クク」の麓にある町「ジャブリャク(Žabljak)」もまたハイカー色の強い素敵な町でした。
そんな山好きにおすすめのスポットを紹介します。
1.ジャブリャクまでのアクセス
ジャブリャクまでは「コトル(Kotor)」からバスで移動しました。
山道を進んで行くのでなかなか揺れます。車酔いしやすい人は酔い止めを忘れずに。
バスはBusticket4meというウェブサイトがおすすめ。*チケット予約はできますが、予約なしでも基本的には問題ないようです。
2.ジャブリャクについて

とてもコンパクトな街です。
本格的なスペシャリティーコーヒーを飲めるようなカフェは一つもなかったので、
毎朝ホテル内のカフェでエスプレッソを飲むところからハイキングをスタートしていました。
コーヒー好きな方は自分で豆や手動グラインダーを持っていくことをお勧めします。
大きなスーパーマーケットも1つか2つくらしかありませんでした。
毎晩長いハイキング後にスーパーマーケットで食べるバクラヴァが最高でした。

3.ジャブリャクでおすすめの宿泊先

「Old Guest House 1964」というairbnbをお勧めします。
丁度良いサイズのプライベートルーム付き・シャワーは共同の部屋がある、木造のゲストハウスです。
木造ですが建物中がとっても温かかったのを覚えています。
そして何よりめちゃくちゃ親切だったホスト。雨と雪の中、登山から帰ってきた私たちの靴を早く乾かすために何も言わずに新聞紙を入れてくれたり、
ホストが住む階の暖炉近くで靴を乾かしてくたりと、細やかな気配りに本当に感動しました。
ジャブリャク中心地からも徒歩で10分くらいなので地理的にも便利でした。
4.ジャブリャクの見どころ:Black Lake

ジャブリャクを訪れたら、まず外せないのが Black Lake(ブラック・レイク/ツルノ・イェゼロ)。
町の中心から徒歩20分ほどでアクセスできる、ドゥルミトル国立公園を代表する絶景スポットです。
湖は2つの湖がつながった形をしており、周囲を針葉樹の森とドゥルミトル山の雄大な山々に囲まれています。晴れた日には、湖面に山が鏡のように映り込み、とても綺麗です。
「ブラック・レイク」という名前は、水が黒いわけではなく、深い森と山の影が湖面に映ることで暗く見えることから来ているそうです。
湖の周囲には整備された遊歩道があり、1周はゆっくり歩いたら結構1時間弱ほど。軽い散歩からランニング、写真撮影まで、いろんな楽しみ方ができます。
静かで空気が澄んだこの場所は、朝や夕方が特におすすめ。
ジャブリャクの自然の豊かさを最初に体感するには、これ以上ないスポットです。
ここから様々なハイキングトレイルもあるので、ハイキングのついでに立ち寄るのもありかも。
5.ジャブリャクの見どころ:モンテネグロ最高峰「ボボトヴ・クク(Bobotov Kuk)」(2,523m)

モンテネグロ最高峰 Bobotov Kuk(ボボトフ・クク/2,523m) へのロングハイキング。
結果から言うと、距離も標高も、そして判断力もかなり求められる一日でした。
5.1.ジャブリャクから歩いて登るという選択

一般的には、車でジャブリャクの反対側まで移動し、そこからBobotov Kukを目指すルートが主流のようです。
そのルートの方が、距離も短く、体力的にもかなり楽。
ただ今回は、ジャブリャクから徒歩でスタート。
有名な Black Lake(ブラック・レイク) を起点に、山道へと入っていくルートを選びました。
5.2.水も食料も、途中補給は一切なし

このルートで注意したいのが、水や食べ物を補給できる場所が一切ないという点。
27kmを超える行程ですが、途中に山小屋や売店はありません。
スタート時点で、水と食べ物、すべてを持っていく必要があります。これは想像以上に重要です。
5.3.10月でも雪なし、でも油断は禁物

日付は 10月8日。
標高2,500mを超える山ですが、この日は雪はまったくありませんでした。
ただし、山はピークがいくつも連なっていて、ルートが少し分かりづらい場所が点在します。

実際、途中で出会ったハイカーの中には、別のピークをBobotov Kukだと勘違いして登っていた人もいました。
紙の地図でも、オフラインマップでもいいので、事前にしっかりルート確認ができる準備は必須です。
5.4.鎖を使って登る場所も
ルートの一部には、鎖につかまりながら登るような岩場もあります。
クライミング装備が必要なほどではありませんが、足元は不安定で、集中力が求められます。
5.5.山頂は意外とコンパクト

Bobotov Kukの山頂は、思っていたよりも かなり狭いです。
のんびり腰を下ろして長居する、という雰囲気ではありませんでした。
とはいえ、モンテネグロ最高峰からの景色は圧巻。
ここまで登ってきた疲れが一瞬で報われます。

5.6.日没が早い。ヘッドランプは必須

注意点としてもうひとつ。
太陽が山の反対側に沈んでいくため、体感的に暗くなるのがかなり早いです。
下山が遅くなる可能性があるなら、ヘッドランプは必ず持っていくことを強くおすすめします。
私たちのハイキングレコードは以下
6.その他のトレイルも盛りだくさん



Bobotov Kukへのトレイル以外にも、ジャブリャクには多くのトレイルがあります。
以下に私たちが行ったその他2つのトレイルをシェアします。
この2つのトレイルは天候もそこまで良くなかったからかもしれませんが、他のハイカーに遭遇せず、とても静かな時間を楽しむことができました。
天気と気温がとても変わりやすいので、雨具もあるといいかと思います。
6.1.Curevac
6.2.Vrh Šljemena
6.まとめ:山が好きなら、ジャブリャクは間違いない

モンテネグロという国名が「Black Mountain(黒い山)」を意味するように、この国には“登るために存在している”ような山々があります。
その象徴とも言えるのが、最高峰 ボボトヴ・クク(Bobotov Kuk)、そしてその麓に広がる町 ジャブリャク(Žabljak) です。
ジャブリャクは派手さこそありませんが、ハイカーにとってはとても居心地の良い町。
必要なものは最低限そろい、朝は静かな空気の中でコーヒーを飲み、日中は山へ、夜は甘いバクラヴァで疲れを癒す。そんなシンプルで贅沢な時間が流れています。
Black Lakeのように気軽に楽しめる絶景スポットから、判断力と体力が試されるBobotov Kukのロングハイキングまで、選択肢の幅が広いのもこのエリアの魅力。
一方で、水や食料の補給ができないルートや、分かりづらい道、日没の早さなど、自然の厳しさをきちんと理解した上での準備は欠かせません。
「観光」よりも「体験」を求める人、人の少ない山で静かに自分と向き合いたい人、
そして何より、山が好きな人。
そんな人にとって、ジャブリャクとボボトヴ・ククは、きっと強く記憶に残る場所になるはずです。



























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