ポーランドの「ルネサンスの真珠」タルヌフを歩く。
- ptakuyap15
- 14 時間前
- 読了時間: 4分

クラクフから電車で約1時間。タルヌフ(Tarnów)は、「ルネサンスの真珠」とも呼ばれる、ルネサンス様式の美しい街並みが残る小さな街です。
今回は電車の乗り換え時間を使って、約5時間ほど滞在しましたが、街のコンパクトさと、中世の雰囲気が今も残る旧市街がとても印象に残りました。
歩いて回りやすく、短時間の滞在でも十分に街の魅力を感じられます。
クラクフとあわせて訪れるのがおすすめ。
クラクフほど観光客で混雑していないのも、タルヌフならではの魅力かもしれません。
タルヌフ駅のすぐ目の前にある美しいゴシック洋式の教会

タルヌフ駅を出てすぐ、思わず足を止めてしまったのがこの教会。
駅前とは思えないほどの存在感で、街に到着してすぐに「いい街かもしれない」と感じさせてくれました。
この日は雪が降っていて、白い景色の中に浮かび上がるオレンジ色の外壁が、よりいっそう印象的に見えました。
ルネサンス様式の外観が美しい市庁舎と旧市街広場

旧市街広場でひときわ目を引くのが、この市庁舎の建物。
時計塔と一体になった姿が印象的で、現在はタルヌフの市役所として使われています。
塔に設置された時計は、ポーランド南部・マウォポルスカ地方で最も古い現役の塔時計のひとつだそう。
実は後から知ったのですが、この時計塔は登ることも可能。
頂上からはタルヌフの街並みを一望できるそうなので、時間に余裕があればぜひ立ち寄ってみてください。見逃せないスポットです。
地元の人にも愛されるユニークなカフェ「カフェ・トラムワイ」

かつて街を走っていた電車(トラム)を再現したもので、今ではタルヌフの象徴的な観光スポットにもなっているカフェです。
タルヌフでは1911年、電気トラムが導入され、当時はガリツィア地方(現在のポーランド南部)の中でも、クラクフやリヴィウ(リヴィヴ)と並ぶ数少ない都市の一つだったようです。
トラムは赤い車体に市の紋章が入ったデザインで、地元の人たちから親しみを込めて「ビエドロンキ(てんとう虫)」と呼ばれていたようです。
席が少ないので休日や祝日は入れないかもしれませんが、機会があればぜひ!
かわいい銅像を探せ!「マスカロン・トレイル」

タルヌフの街を歩いているとドワーフのような小人の銅像がいたるところにあることに気が付きます。これはなんなのか?
実はこれ、「マスカロン・トレイル」。と呼ばれるものらしいです。
街のあちこちに隠れるように置かれた、高さ約30cmの小さなマスカロン像を探しながら歩く観光ルートです。

マスカロンは全部で14体。
市庁舎を飾るルネサンス時代の装飾彫刻をモチーフにしていて、劇場や広場、公園、映画館、橋の上など、タルヌフの印象的な場所にさりげなく登場します。

像それぞれにテーマがあり、「本に夢中なマスカロン」や「劇場の精霊」など、見つけるたびにちょっと楽しい発見があります。
作品はすべてタルヌフの14人のアーティストによるものだそうです。
私は時間がなく全てを見つけることはできませんでしたが、観光案内所でマップを手に入れて、宝探し気分で街を歩くのも楽しいかもしれませね。
街中で出会う、タルヌフのユダヤ遺産
第二次世界大戦前、タルヌフでは人口のおよそ半分がユダヤ系住民だったと言われています。
そのため街の中には、当時の暮らしや歴史を静かに伝える場所が今も点在しています。
シナゴーグの跡やユダヤ人墓地、そして何気ない路地でふと目に留まる、当時の面影を残す壁。
観光スポットとして目立つ存在ではありませんが、街を歩いていると自然と出会うことができるのが印象的でした。
美味しいサンドイッチとコーヒーなら「Dzień Dobry Tarnów」

おしゃれでヘルシーな朝ごはんが食べたくなったら、「Dzień Dobry(ジンドブレ)」というカフェをお勧めします。
ビーツとハルミチーズが乗ったサンドイッチは食べ応え抜群でした。

「カフェ・トラムワイ」のすぐ近くにあります。
タルヌフのまとめ

タルヌフは、クラクフから電車で約1時間。
街の規模がちょうどよく、ルネサンス様式の街並みを歩いて楽しめるのが魅力の街です。
主要なポーランドの都市へもインターシティ(国鉄)が通っているため、移動途中の立ち寄り先や経由地としても使いやすいのもポイント。
短時間の滞在でも、街の雰囲気をしっかり味わえる場所でした。


























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