I love coffee.
コーヒーアディクトといっても過言ではないかもません。翌朝のコーヒーを楽しみに眠りにつくことが多いです。
コーヒーの香りを嗅ぐだけでハッピーになれちゃいます。
コーヒーとの付き合いはもうかれこれ10年くらいになるでしょうか?私の1日はコーヒーグラインダーで豆を挽きフレンチプレスでコーヒーを淹れる、そんなコーヒーとの親密な儀式からスタートします。
今振り返ってみると過去にインスタントコーヒーを毎日飲んでいたことが信じれらないのですがそんな時期もありました。
時にはコーヒーと喧嘩することもありました。
このブログではそんな私とコーヒーについてシェアします。
Pre-Coffee Lover 時代
元々は「コーヒー=缶コーヒー」と考えていた程度で、大学受験勉強時代は眠り対策として寒い冬にたまに缶コーヒーを飲んでいたのを覚えています。
大学に入ると、憧れのスタバに行くことが一つの楽しみになりました。特に毎日通っていたわけではないのですが、スタバの雰囲気が好きで大学への通学中や大学の友達とスタバに行くことがありました。きっと誰しもが憧れたことがあるのではないでしょうか?しかしその時に飲んでいたのは、ラテ系がほとんどでした。
旅行先でのスタバご当地限定タンブラーやマグも好きだったなあ。。
そしてもちろんhipなカフェが多い福岡で生まれ育ったからには、マヌコーヒーをはじめとするカフェにも行き始めたのが大学生時代だったと思います。
カフェで飲むラテやカプチーノなどのドリンクは好きだったのですが、この頃はまだまだ自分でコーヒーを淹れるほどCoffee Loverとはいえるレベルではありませんでした。
大学卒業後に住んだニュージーランド・シンガポールでもコーヒーとは同じ距離感でした。
Yelp時代
世界最大級の口コミサイトYelpの福岡コミュニティマネジャーとして働き始めました。仕事の一つが自分の街のクールなスポットをどんどんと発見していくことだったので、大好きなカフェ巡りが加速していきます。
今振り返ると本当に最高な仕事、むしろ仕事とは考えていなかったと思います。
さまざまなカフェを巡るうちにコーヒーへの更なる深い関心と興味が深まっていきました。
*私のyelpプロフィールはこちら!たくさんのクールスポットを発見したのでよかったら参考にしてみてください。
自分でコーヒーを淹れ始めたきっかけ
私は本当にシンプルな人間なので、きっかけも単純でした。
きっとyoutubeビデオなどでコーヒーを自分で淹れるライフスタイルがかっこいいなあと思うように感じていたのかと思いますが、ある友人が私に1番影響を与えたと思います。
彼の家に遊びに行くと、コーヒーの美しいアロマがウェルカムしてくれました。とてもおしゃれな家には、エスプレッソマシーン、コーヒーグラインダーそして海外の大好きなカフェで購入した豆などが並んでいました。
そして彼は私と他の友達にラテを作ってくれたのです。
この時流れていたおしゃれな音楽ともまじあって、とてもおいしいラテに感動したことを覚えています。
「よし!エスプレッソマシーンを買うぞ!」とまでは行きませんでしたが、このライフスタイルの憧れが産まれ、カフェでたまたま見つけた福袋にフレンチプレスが含まれているのを見つけて購入することにしました。
意外と簡単じゃん!
実を言うとこのだいぶ前から別のフレンチプレスを一度購入していました。はい、よくある衝動買いってやつですね。
その頃はフレンチプレスでコーヒーを淹れる方法なんて全くわからず、とりあえず自分の本能に従ってコーヒーを淹れたら、とてつもなく苦くてまずいコーヒーができたのを覚えています。
そしてこのフレンチプレスは二度と私の顔を見ることはありませんでした、、、
そんな過去があったのですが、今回の私は違いました。
youtubeでフレンチプレスコーヒーの淹れ方を調べました。
「ちょっと待って。めちゃめちゃフレンチプレスの淹れ方のビデオあるやん!」
いままでLazyだっただけで少し調べれば多くの情報をゲットすることができました。
そして予想以上にフレンチプレスでコーヒーを淹れることが簡単だったことにも気づきました。
ペーパーフィルターを使ったコーヒーと比べてもとても簡単です。ペーパーフィルターもいらないですし、お湯をゆっくり注ぐスキルも入りません。
気をつけなければいけないのは、1)コーヒー:お湯の割合 2)プランジャーを押すのを待つ時間 です。
これらをしっかりと守れば誰もが美味しいフレンチプレスコーヒーを淹れることができるのです。
コーヒーグラインダー(コーヒーミル)を使い始めたきっかけ
当初はまだAirbnbが日本に上陸した1年目でまだまだフレッシュな状態でした。Airbnbの福岡マネジャーさんと知り合う機会があり、旅行者が好きだったので、Airbnbのホストをすることにしました。
このAirbnbのホストの経験を通して数多くの友達を作ることができたので、自分の人生の中でもとても良い決断だったと今でも思います。このAirbnbホストの経験の話はまた別の機会に。。。
ある日カナダ人のBrodieがゲストとしてやってきました
いつもゲストにはなんで福岡に来たの?とどこかのタイミングで聞いていたのですが、ほとんどの人が「食べ物・九州の別の場所を訪れるハブ地として」という答えでした。しかしそんな中Brodieの福岡へ来た目的がコーヒーでした。
コーヒーに情熱を注ぐ彼は、Nomad Baristaとして旅をしながら各地のクールなカフェやコーヒーカルチャーについてのブログを書いている、福岡のコーヒーカルチャーがHOTということを聞きつけて福岡にやってきた、ということでした。
早速到着して福岡でクールなカフェを教えてくれ!ということだったので、いくつかお気に入りのカフェを教えてあげました。*yelpで得たローカル情報がとても役に立ちました。
そんなBrodieが出発する朝にお礼にコーヒーを作ってくれる、ということになりました。
ノマドですがバッグからとても良い香りのするコーヒー豆とエアロプレスを取り出しました。そしてこれがないとダメだということで手動のコーヒーグラインダー(コーヒーミル)を取り出し、ゴリゴリという音とともに豆を挽きはじめました。さらに香りが強くなり、部屋中にそのコーヒーの香りが広まっていくことを感じました。
コーヒー豆を挽くという行動のことを知ってはいましたが、実際に目の前で手動グラインダーでコーヒー豆を挽くという行動を目にするのはこの時が初めてだったのかもしれません。
そうやって淹れてくれたコーヒーはとても美味しくて感動したのですが、豆を挽いてエアロプレスでコーヒーを淹れる行動が儀式的にも感じたのを覚えています。
もちろん翌日すぐにグラインダーを買うぞ!とはならなかったのですが、この時の経験はとても強く覚えており数年後にコーヒーグラインダーを買うことに繋がりました。
*ちなみにこのBrodieとは数年後にポッドキャストの収録を行い、Nomad Baristaとしての活動とライフスタイルについてインタビューしています。よかったら聴いてみてください。
自分でコーヒーを淹れるようになってよかったこと。
1) カフェや焙煎屋のスタッフとの会話を楽しめるようになった。
フレンチプレスやコーヒーグラインダーを購入したらコーヒー豆を買いに行きましょう!
コーヒー豆といっても、どのタイプを?どのくらいの量一度に買うべき?コーヒー豆を挽く時の粗さは?などなどたくさんの質問があると思います。
大丈夫。そんな時は近所のカフェや焙煎屋のスタッフがきっと優しく教えてくれるはずです。
私が自分でコーヒーを淹れ始めた頃も、近所の焙煎屋に行ってみることにしました。(当時は福岡の薬院に住んでいました。)
とても迫力のある焙煎機と太陽の光がしっかりと入りとても温かい雰囲気でした。
もちろんうっとりするようなコーヒーの香りがショップ内に広がっていました。
自分が最近フレンチプレスコーヒーでコーヒーを淹れ始めたビギナーだということをオーナーに説明すると、フレンチプレスコーヒーについて熱く語ってくれました。
さらに、様々なタイプのコーヒー豆を陳列していたので、豆によってこんなに味が違うでしょう?とサンプリングをさせてくれました。
そんな1回目に購入したコーヒー豆を飲み終わったので再びこの焙煎屋に戻りました。
するとオーナーが私のことを覚えてくれていたようで、「あのコーヒーはどうやった?」と聞いてきました。
「新しいコーヒー豆がちょうど今日入ったけん、飲んでみらん?」
とまたサンプリングをさせてくれました。
さらに、「豆を買う必要がなくても近くに来たらいつでもコーヒーをちょっと飲みにまた寄ってね!」と声をかけてくれました。
家で自分でコーヒーを淹れ始める前は、カフェや焙煎屋のスタッフとの関係というのは全く違いました。
コーヒーの注文をするためだけに言葉を交じわすだけ。カフェスタッフと会話ができても、列に並んでいる後ろの人が気になって、会話を続けることができませんでした。
しかし、もしコーヒー豆を買うとなると、自然とスタッフさんと言葉を交じわすことになります。そのショップを訪れば訪れるほど、スタッフとも仲良くなれます。
コーヒーは人と人を結びつけるとよくいうけど、全くその通りだなと私は思います。
2) お腹のあの”いやな感じ”がなくなった。
早い、簡単、そして安い。
こういった理由からインスタントコーヒーに魅力を感じる人が多いかもしれません。
一瞬でコーヒーが飲める、特に時間がない朝は、これは魔法のように嬉しいことかもしれません。
眠気覚ましにインスタントコーヒーを飲んでいた学生時代は、コーヒーというよりはカフェインを飲んでいた、といった方が正しいかもしれません。
こういったインスタントコーヒーから自分でコーヒーを淹れるようにしてから自分の体の大きな変化に気がつきました。
お腹のあのいや〜な感じがなくなったのです。
以前インターネットで1日のコーヒーの量は5杯、と読んだからか、インスタントコーヒーを5杯飲んでいる時期がありました。
しかしながら、この頃ちょっとガスっぽいとてもいやーな感じがお腹にしていたことがありました。
たまにこれが原因で眠れないこともあった気がします。
びっくりすることに、この不快感がフレンチプレスコーヒーを飲むようになってからなくなったのです。
インスタントコーヒーやペーパーフィルターを使ってコーヒーを淹れるのと違って、フレンチプレスコーヒーはコーヒーオイルをしっかりと抽出することができ、コーヒーそのものがもつ味を1番楽しむことができる抽出方法と言われています。
インスタントコーヒーにありがちなあのちょっと焦げた感じの味がしないのも納得です。
さらに、焙煎屋やカフェで買う豆はインスタントコーヒーよりも高額だし、準備するのにも時間と手間がかかります。こういったことがありコーヒーを1日に5杯飲むこともなりました。
自分で手間をかけて淹れたコーヒーなので、ゆっくりじっくり1シップを楽しむようになります。
3) 朝起きることが楽しみになる。
1日の中で1番好きな時間はいつですか?
私は朝が1番好きです。1日の始まりは何かプロダクティブなことをしたくなるからです。
何か嫌なことがあった日も、翌日朝起きるとそういった嫌な気持ちも無くなっています。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、このように思えるようなモーニングパーソンになれたのはコーヒーを自分で淹れる習慣のおかげかもしれません。
好きなリラックシングな音楽を聴きながら、あるいは鳥の囀りを聴きながら、コーヒーを淹れることが大好きです。
せかせか急ぐことなく、ゆっくりとコーヒーを準備することが好きです。
このコーヒーとの時間を確保するために、少し早起きをするようにしたことを覚えています。
気づくと自然と早起きが好きな人間へとなっていました。
4) さらにコーヒーへ興味を持つようになる。
”サードウェーブコーヒー”という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
コーヒー愛好家はコーヒー豆それぞれが持つ特徴に興味を持つようになりました。産地はどこなのか?どうやって作られたのか?どのようにして自分の元に届いたのか?抽出方法?
簡単な言葉で表すと、”コーヒーに感謝の意を込める”というのがこのサードウェーブコーヒーのトレンドを表すと思います。
毎日インスタントコーヒーを飲んでいると、このコンセプト自体が理解できないかもしれません。
価値観は人それぞれなので、コーヒーなんて飲めればなんでもいい!と考える人がいてもいいと思います。
しかし、自分がこのコーヒーに感謝の意を込めれるようになってよかった、こういったことに価値を感じられるようになってよかったと思います。
毎日飲むものなので、こだわりを持つようになります。
近所で開催されていたコーヒーワークショップにも参加するようになりました。
今後もコーヒーと私との付き合いは変わっていくと思います。
その度にこのブログに戻ってきて、コーヒーがどのように自分の人生を豊かなものにしていってくれたら思いだせたらいいな。
ちなみに僕がずっと愛用しているBODUMトラベルフレンチプレスはこちら。BODUMに関しては日本のカスタマーサービスにメールをした時にしっかりと丁寧に返事を返してきてくれた良い経験もあります。
手動のコーヒーグラインダーはHARIOの手挽き コーヒーミルを使っています。
新しい趣味を探していたり、モーニングパーソンになりたいなあ、そんな人にはぜひ朝にコーヒーを自分で淹れることをお勧めします!
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