無料のシェアサイクル?ワルシャワの自転車シェアサービス「Veturilo」を実際に使ってみた。
- Takuya Sakoda

- 9 時間前
- 読了時間: 5分

ワルシャワの街中は平坦で自転車で周るのに最適な地形だ。そんなワルシャワを訪れるなら知っておかないと損なサービスが「Veturilo(ヴェトゥリロ)」というシェアサイクルサービス。20分以内なら無料で乗れるという太っ腹なシステムになっている。実際に登録して乗ってみたので、その様子をレポートしつつ仕組みを紹介。
1.Veturiloとは?ワルシャワが誇るシェアサイクル

Veturiloは2012年からワルシャワで運用されているシェアサイクル。2026年シーズンの時点でステーション数は340〜400カ所以上、自転車も3,000台超とかなりの規模感で、市内のほぼどこでも見かけるレベルで普及している。
スタンダードな自転車だけでなく電動アシスト自転車やタンデム(2人乗り)も用意されている(らしい)。借りた場所と違うステーションに返却できるのも便利なポイント。ワルシャワ市内を効率よく移動したい人にとって、地下鉄やトラムを補完する移動手段として定着している印象だ。

ただし注意したいのが運用期間。Veturiloは通年サービスではなく、3月1日〜11月30日のシーズン制。冬の間(12月〜2月)はステーションごと撤去されてしまうので、真冬にワルシャワを訪れても乗ることはできない。真冬のワルシャワは極寒なので、乗る人もいないので納得、、、
2.料金システムを解説。なぜ20分無料なのか
Veturiloの最大の魅力は、なんと言っても「最初の20分が無料」という料金システムだ。これは観光客にとってかなり破格な条件だと思う。*利用開始する時点でデポジットとして10złが必要だが、アカウント閉鎖時にこの10złは返金可能らしい。
スタンダード自転車の料金
利用時間 | 料金 |
〜20分 | 無料 |
21分〜60分 | 1zł |
1〜2時間目 | 3zł |
2〜3時間目 | 5zł |
3時間目以降(1時間ごと) | 7zł |
20分以内に目的地に着いて返却すれば、実質無料で移動できてしまう。近距離の移動であればコストゼロで済んでしまうわけだ。電動アシスト自転車はこれより少し料金が高めに設定されているので,利用前にアプリでチェックしておくのがおすすめ。
「乗り継ぎ」で無料時間をリセットできる
ここがVeturiloを使いこなす上でのポイントだと思うのだが、一度ステーションに返却して再度借り直せば、また20分の無料カウントがリセットされる。つまり長距離を移動したい場合でも、こまめにステーションで乗り換えれば理論上は無料のまま移動範囲を広げられるということだ。ワルシャワは観光スポットの近くにステーションが多いので、観光しながらこの「乗り継ぎ技」を使うのも一つの手だと思う。
指定エリア外で返却すると高額請求も
注意したいのが返却場所。Veturiloには利用可能エリアと「返却禁止エリア」が設定されていて、禁止エリアでの返却には150złの追加料金が発生する。さらにサービス提供エリアの外に乗り捨てた場合は、最大1,000złもの罰金になることもあるそうなので、これは絶対に避けたい。借りた自転車は必ず指定のステーションかエリア内に返却すること。
実際にVeturiloに登録して乗ってみた

今回、ブログ記事を書くために実際にVeturiloに登録して乗ってみた。正直、観光や移動のためというよりは取材目的だったのだが、それでも体験として十分参考になったので共有したい。
登録はアプリで数分
①スマホでアップストア・プレーストアから「Veturilo」のアプリをダウンロード。*ストアの国設定がポーランドになってる必要あり。
②電話番号を登録して、SMSで確認コードを入力必要あり。ポーランド番号でない場合はうまくいかない可能性もあるので、その際はウェブサイトで登録するとスムーズにいくらしい。
③デポジットとして10złを支払う必要あり。カード支払いもOK。
*日本語対応はしてない。
自転車の借り方・返し方
①アプリを開くと地図上に近くのステーションと利用可能な自転車の台数がリアルタイムで表示される。

③自動でロックが解除される。
④マップでステーションを探して自転車を駐車する。



20分という時間設定は、ワルシャワの中心部を移動するにはかなり余裕のある時間だと感じた。近場の移動であれば、タクシーやバスを待つよりVeturiloの方が早いケースも多いだろう。またステーションもたくさんあるので乗り換えをうまく使って無料でワルシャワの要所を周ることも可能そうだ。
Veturiloに乗ってみた正直な感想

私が乗ったのは電動自転車だったが、まず思ったのがポーランド・トライシティ(グダニスク・ソポト・グディニャ)のシェアサイクル「Mevo(メヴォ)」の方が良いなと感じた。Veturiloは3段階のギアしかないのと、Mevoの方がパワーがあった。
また前の荷物入れのかごがゴムで支える感じなのであまり大きな荷物は乗せられなさそう。

とは言っても電動なのでスイスイと進んで全く問題なく使えた。うまく使えば無料で乗れるので文句は言えない(笑)
ワルシャワが誇るシェアサイクル「Veturilo 」のまとめ
Veturiloは、20分無料という太っ腹な料金設定と、340以上のステーションという充実したインフラのおかげで、ワルシャワ滞在中の移動手段としてかなり優秀だと感じた。登録もアプリで数分で完了するし、操作も直感的。ただしシーズンは3月〜11月限定であることと、返却エリアには注意が必要だ。次にワルシャワを訪れる際は、観光の足としてもう少し長く使ってみたい。
























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