山と海のある街「神戸」で自然を満喫する。
- ptakuyap15
- 12 時間前
- 読了時間: 5分

2025年の11月末、35歳にして初めて神戸を体験しました。
福岡育ちの私としては、神戸は”福岡に似ていて”いい港町。程度に考えていたのですが、
その地形とサイズ感に魅了されてしまいました。
山と海がここまで近く、街並みのひとつとなっている街はとても貴重だと感じました。
今の私が自然とハイキングやトレランをとても愛しているので尚更「神戸」に魅力を感じてしまったのかもしれません。
そんな神戸での1日半の体験をブログにしました。
のんびりとできる洗礼された街並み

今回は関西に用があったので、大阪、神戸、奈良を訪れました。
特に大阪の後に神戸を訪れたこともあり、良い意味での、広告や建物や騒音などの「刺激の少なさ」と、人混みの少なさにほっとさせられました。

そして何より、街のどこにいても山が見える。というのが本当に私の心を捉えました。
特に紅葉の時期だったので、カラフルに染まった山を見ながら、海沿いを歩くのがとても気持ちよかったです。
神戸の海沿いを歩く

1日目。ホテルのチェックイン時間まで海沿いを歩きました。
神戸のランドマークである、ポートタワーや海洋博物館を眺めながら、「これがよくみる神戸のイメージだ!」と少し感動しました。

海沿いのハーバーランドは人もそこまで多くなく、大きな音楽も流れていなく、ゴミや異臭もなくて綺麗だなと感じました。

昔の波止場の様子を眺めたり、しながらぶらぶらウォークを楽しめました。

山と海に挟まれた街

なんといっても私にとっての神戸の魅力は「山と海に挟まれた街であること」。
福岡のことを自慢する時に、その「コンパクトさ」を自慢しますが、神戸はさらに山が近いので、私のような山好きは神戸の方がいいかも?とまで感じてしまいました。
山と海が常に見えているので、自分がいる位置も山と海を起点に考えることができ、自然と一体化したような生活がしやすいだろうな、と魅力を感じました。
山があって海があってその間に街がある。とてもシンプルですが、もちろん坂道も多い。
その点も含め、ふと以前訪れた、ノルウェーのベルゲン(Begen)を思い出しました。

ランナーなら必ず立ち寄るべきスポット?: Yano Sports “RUN JOURNEY”

今回の旅は、あまり細かく計画を立てていませんでした。ときには、思いつきで旅をするのも好きだからです。
そんな中、偶然「RUN JOURNEY」というランニングショップに出会いました。
様々なランアイテムを取り揃えているだけでなく(特にトレランアイテムが目立ちました)、なんと地元ランコースマップも無料配布しているお店。
やっぱり、運命ってちゃんと導いてくれるものですね。

お店では、目的やレベルに合わせていくつものトレイルランニングコースを提案してくれます。かわいいイラスト入りの紙の地図が用意されているのも魅力です。
私たちは翌日さっそく、その中の山のコースに挑戦することにしました。

神戸トレランガイド

地図どおりに100%進んだわけではなく、ほとんどはその場その場で判断しながら進みました。
神戸の好きなところは、地形がとてもシンプルなこと。どこにいても「山」と「海」という二つの大きな方向が常に見えるんです。
とにかく山の方角を目指し、途中で目印になる場所を人に尋ねながら進んでいくと、最終的にトレイルへとたどり着くことができました。

山に入ってしまえば、案内標識が至るところにあり、とても分かりやすくて迷うことはありませんでした。

さらに、山の高さも約300mほどと低めなので、トレイルランニングにはちょうどいいんです。


正確なルートを知りたい方は、私のAllTrailsの記録を見てみてください。とはいえ、ポイント・トゥ・ポイントとしては決して効率のいいルートではありませんが。
見逃すべきでないポイントは以下です。
堂徳山

ここからは神戸の街を一望できます。座ってランチを楽しめるベンチもいくつか設置されています。
大龍寺


銀杏の絨毯が美しいお寺です。768年に開山したという歴史のあるお寺。
水を持ってくるのを忘れてしまいましたが、幸いお寺のすぐ目の前の駐車場に自動販売機があり助かりました。

自動販売機と公衆トイレ――日本でありがたいなと思う2つのこと。
(ちなみに、このお寺でも公衆トイレがありました。)
お寺のすぐ近くの屋根付きの休憩所には、次に来るハイカーにメッセージを残せる場所がありました。

もしかしたら、私たちのメッセージを見つけられるかもしれません。

再度公園

美しい湖のある穏やかな公園です。湖のそばでくつろいだり、ピクニックを楽しんでいる人がたくさんいました。車でも簡単にアクセスでき、地元の人が自然の中で一日を過ごすのにぴったりの場所だと感じました。

敷地内にはカフェもあり、軽食やコーヒーを楽しむのにぴったりです。
布引の滝(雄滝)


滝って、誰でもワクワクしますよね。滝の前に立つと、いつも気分がリフレッシュされ、元気が湧いてきます。
この滝は大きくはありませんが、街からとても近く、静かで落ち着いた雰囲気があります。
コーヒーを飲むなら : TAOCA COFFEE

地元で人気の「TAOCA COFFEE」は、神戸に数店舗あります。焙煎スタイルは豆本来の自然な甘みを引き出すスタイルのようです。

私たちは「TAOCA COFFEE 神戸元町店」に立ち寄りました。建物はまるでブティックのような外観です。この店舗は席数が少なく、サッとエスプレッソを楽しんだり、豆を買ったりするのに向いています。
若い女性スタッフがとても英語が堪能で、並んでいる旅行客に気さくにかつ丁寧に対応していたのがとても好感でした。中々日本のカフェでは見ない光景です。

クオリティは抜群ですが、観光客にも人気の場所なので、ゆっくりくつろぐにはあまり向いていません。
まとめ
今回はたった1日半の滞在だったのですが、もっと長く滞在しゆっくりと山の中を歩き回ったり走り回ったりしたかったです。まだまだ高い山もあるようなので。






















