日本から直行便で行ける治安が良い国、ポーランドの魅力を徹底紹介!
- 2025年3月8日
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更新日:2月20日

「ポーランドってどんな国?」そんな疑問を解決。本記事では、日本からのアクセスや観光スポット、グルメ、文化まで、ポーランドの魅力を解説。おすすめお土産や現地の人々の特徴、旅行前に知っておきたい豆知識も紹介。
1.1分でポーランドを説明:簡単に知りたい人向けの要点まとめ
正式名称:ポーランド共和国 首都:ワルシャワ 言語:ポーランド語 主な信仰:キリスト教カトリック 貨幣:ズロチ/PLN 人口:約3,750万人 総面積:312,679平方キロ(日本の80%くらいの大きさ、日本から四国を引いたくらいの大きさ)
2.日本から直行便で行ける!アクセスと観光の魅力

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2.1 ポーランド航空直行便で首都ワルシャワへ!
ポーランド航空(LOT)は、ワルシャワと成田を結ぶ直行便を運航している。夏ダイヤではなんと毎日運航。冬ダイヤでも週5日の運航がある。飛行時間は通常11時間前後だが、ロシア・ウクライナ戦争の影響で現在は別ルートを通るため、約13時間かかるようだ。私もポーランド航空の直行便をよく利用するが、快適でサービスの質も非常に高い。また九州にお住まいの方は、大韓航空もインチョンとワルシャワを結ぶ直行便を運行しているので、そちらもチェックする価値がある。私の場合、成田に飛ぶより費用を抑えることができた、時間も2時間ほど短縮できた。
2.2 他の国へのアクセスも◎ヨーロッパ旅行の拠点としての利便性

ウィーンへは飛行機でも電車でもいけます
ポーランドは他のヨーロッパ諸国へのアクセスも非常に良く、数か国を巡る旅行にも最適。たとえば、ワルシャワからプラハやブダペスト、ウィーンへは、それぞれ飛行機で約1時間半以内で行くことができる。また、ポーランド北部からは北欧の国々へのLCC(格安航空会社)の便が充実しており、リーズナブルな価格で北欧旅行を楽しむことも可能。例えば、ポーランド北部のグダニスクからノルウェーのベルゲンまで1人往復8,700円だった。


2.3 日本からの直行便の到着空港名は?:具体的な空港情報と空港についてからのアクセス。
到着空港は、ワルシャワ・ショパン空港(英:Warsaw Chopin Airport/ポ:Lotnisko Chopina w Warszawie/空港コード:WAW)。空港内のスタッフは英語が堪能、案内も英語表記があるため英語が分かれば困ることはない。無料wifiもある。市内へのアクセス方法は、電車・バス・タクシー・アプリ配車タクシーの4種類があり、電車なら約25分で市内に到着するという便利さも魅力。
おすすめのアクセス方法は電車。 利用する際には、便利なアプリ「jakdojade」をダウンロードすることをおすすめする。
3.ポーランドの魅力的な観光スポット
3.1 「首都ワルシャワ」:ショパンの街、旧市街、歴史的建造物

初めてポーランドを訪れるなら、まず足を運ぶのが首都ワルシャワだろう。メルヘンな雰囲気の「旧市街」、社会主義時代の名残を感じさせる「文化科学宮殿」、緑豊かな「ワジェンキ公園」など、見どころが満載。第二次世界大戦で破壊された旧市街は、後に人間の手で修復された。その姿を見ると、人間の底力のすごさを改めて実感できる。
3.2 「古都クラクフ」:芸術、歴史的建物の宝庫

ポーランド南部にあるクラクフは、歴史と文化が詰まった美しい街。かつての王都として栄え、今でも中世の面影を残す旧市街は、まるでタイムスリップしたかのような雰囲気。世界遺産にも登録されているヴァヴェル城や、ヨーロッパ最大級の中央広場は必見。
3.3「山岳リゾートザコパネ」:タトラ山脈でアウトドア三昧!

ポーランド南部に位置するザコパネは、タトラ山脈のふもとにある山岳リゾート。日本ではあまり知られていないが、夏は登山、冬はスキーや雪山ハイキングを楽しむ観光客で賑わう。スロバキアとの国境に広がるタトラ山脈は、スイスやイタリアの山岳地帯にも負けない魅力を持つ、ヨーロッパ屈指の美しい自然スポットだ。
3.4 「港町グダニスク」:バルト海の真珠

ポーランド北部の港町グダニスクは、バルト海に面した美しい街です。中世の趣を感じる旧市街には色とりどりの建物が並び、まるでヨーロッパの絵本の世界に迷い込んだような雰囲気があります。
黄金の門から続くロングマーケットやレンガ造りの聖マリア教会、バルト海に沈む夕日を眺めるウォーターフロント散策がおすすめです。
3.5.急成長中のアートとデザインの街 ウッチ

かつて「ポーランドのマンチェスター」と呼ばれた繊維工業の街「ウッチ」は、衰退し「最も醜い都市」とまで言われましたが、近年は廃工場を活かし、緑とアートが溢れる再生都市へと生まれ変わり注目を浴びています。
特にワルシャワからは鉄道で1時間ちょっとなので、アクセスもしやすいです。
3.6.急成長中のアートとデザインの街 ウッチ

ポーランド人の中でも「住みやすくていい街」としてよく名が挙がるのが、ポーランド第五の都市ポズナン。クラクフが京都ならポズナンは奈良のような位置付け。ちょうどいいサイズ感とかわいい旧市街地が街歩きにぴったり。
4.これだけは知っておきたい!ポーランドのおすすめポイント

4.1 ヨーロッパの他国と比べて比較的コスパよく旅行できる!

ロシア・ウクライナ戦争の影響が起きて物価が上がってきているはものの、西ヨーロッパと比べると比較的コスパが良い。まず、EUなのだが貨幣はユーロではなく独自のズロチを取り入れている。地元で生産された新鮮な農産物が市場に多く出回り、価格も比較的安く設定されている。例えば、じゃがいもは1kgあたり約1ズロチ(約38円)、にんじんやキャベツは1kgあたり約2ズロチ(約72円)と、日本と比べて非常に手頃な価格で購入できる。
4.2 治安がよい:安心して旅行できる国としての理由

ゴミも落ちてなくてとても綺麗です
ポーランドの治安はとても良い。女性の一人旅でも安心しておすすめできる。実際に私の女友達も1人で遊びに来てくれた。今まで様々な人種な人(日本人以外も)に出会ったが、皆口を揃えて「ポーランドは安全。他のヨーロッパの国々と比べても安心して夜も歩ける。」と言う。

これまでポーランド国内でテロが起こったことは一度もない。ポーランド人は親切な人が多く、困っている人を助けようという気持ちが強い。また、ほとんどどこの街でも英語が通じるのでさらに安心できる。初対面では無表情なことが多いが、これはスラブ民族特有の文化(知らない人に笑顔を振りまかない)なだけで、実際に話しかけるととても親切に対応してくれる。
4.3 食器、お菓子、自然派化粧品まで、お土産に嬉しいものがたくさん!
ナチュラルコスメブランドZiaja(ジャヤ)

Ziaja(ジャヤ)は、ポーランドのバルト海に面した街グダニスク発のナチュラルコスメブランド。1989年に薬剤師夫妻によって設立され、自然由来の成分を活かしたスキンケア・ボディケア・ヘアケア製品を手頃な価格で提供している。韓国では高価な値段で転売されているくらい人気がある。特に「kozie mleko (ヤギ乳)」シリーズは日本人の肌にもとてもあう。

日本人の女友達にお土産で購入したが、とても好評だった。ロズマンのようなどこにでもあるドラッグストアでも、ziajaの商品を買うことができる。
老舗のチョコレートブランドWedel(ヴェデル)

ヴェデルは1926年に創業した、ポーランドの伝統的なチョコレートブランド。ポーランドのスーパーマーケットやコンビニで購入することができる。バリエーションが豊富なのもおすすめのポイント。またヴェデルはカフェも運営しており、カフェではホットチョコレートやケーキなどを食べることもできる。個人的なおすすめは、コンビニやスーパーでも購入できるカップケーキ。中にたっぷりとチョコレートクリームが入っていて美味しい。

ポーランドはティーの種類が豊富

スーパーにずらっと並ぶティー
ポーランド人は「ティー(ヘルバタ)でも飲む?」とよく言う。寒い国だからかと思いますが、よくティーを飲む。ティーをよく飲むだけあってその種類が豊富。フルーツ系、ハーブ系、グリーンティー、アルーグレーなど。普通のスーパーに行ってもその種類の豊富さに驚かされるはず。さらにどれも美味しい。日本では見たことがないような種類のティーも多く見つかる。午後はカフェインをとらないようにしている私にはとても嬉しい。
可愛いポーランドの食器

ポーランドの食器は可愛らしい見た目で今日本の女性のあいだで人気が急上昇しているようだ。ハンドメイドなのに、電子レンジ・オーブン・食洗器すべてOKで実用性も兼ねている。ポーランド食器目当てにポーランドを訪れる人もいるほど。芸能人のゆうこりん(小倉優子さん)もポーランド食器ファンで、彼女のインスタにたびたび登場しているそうだ。
5.絶対食べたい!ポーランド郷土料理
ポーランドには美味しい食べ物がたくさんある。何より日本人の味覚にあう食べ物が多い。その中でも必ず食べてほしい料理をいくつか紹介。
5.1 ピエロギ

ピエロギは、肉や野菜、チーズなど様々な具材を包んだポーランド風餃子。日本の餃子同様、茹で、焼き、揚げと多様な調理法で楽しめる。具材もバリエーション豊富。私のお気に入りは「ほうれん草ピエロギ」。ガーリックも効いていて美味しい。

日本人にとっては不思議に感じるかもしれないが、ブルーベリーやイチゴのピエロギまである。甘いものに炭水化物は私は好きではないが。

甘ーいピエロギ
5.2 ジュレック

ジュレックはポーランドで古くから親しまれている、ライ麦発酵液Zakwasを使った独特の酸味が特徴的なスープ。ソーセージやゆで卵を添え、パン器で提供されることもある。その複雑な旨味と酸味を試してみてほしい。
5.3.コトレット・スハボーヴィ(Kotlet Shabowy)

簡単に言うとポーランド版のトンカツ。トンカツほど衣がパリパリでなく、大きな違いは、衣をつける前に肉を叩いて薄くしておくこと。たしかにがんがんロース肉をたたいていた。ジャガイモやお米がサイドに付け合わされる。
5.4.ポンチュキ(pączki)

ポーランドで人気のスイーツ「ポンチュキ」は穴の空いていない、中にジャムやクリームが入ったドーナツ。モチふわな食感や味のバリエーションの豊富さが、日本のドーナツと大きく異なる。ポーランドにはなんと、ポンチュキ食べ放題な夢のような日「脂の木曜日」がある。
ここでは紹介できなかったポーランド料理はまだたくさんあるので、以下の記事をみてほしい。
6.ポーランド人の特徴と魅力
ポーランドに住んでいるとよく聞かれる質問が「ポーランドの好きなところは?」 だ。いつも「ポーランド人」と答えるくらい、国民性が素敵なポーランド人の特徴はどういったものなのだろうか?
6.1 外は冷たく中は熱い「溶岩」のような性格

ポーランドの国民的詩人 アダム・ミツキェヴィチ(Adam Mickiewicz)は、詩集『パン・タデウシュ(Pan Tadeusz)』の中で、ポーランド人の強い感情や不屈の精神を溶岩に例えている。私は「見た目はしかめ面で冷たそうだけど、話始めるととても温かい」民族性が「溶岩」みたいだと解釈している。一般的な日本人が持つ西洋人のイメージは、知らない人にも「How are you?」とニコニコしながら聞き、「I'm fine!」と作り笑顔で答える、外側はとってもフレンドリーなそんなイメージかと思う。ポーランド人をはじめとするスラブ民族はその真逆で、知らない人にニコニコする習慣がなく、正直に思うことを話す、そんな一面がある。これには、共産主義の歴史が関わってきたりもするようだが、私個人としては飾らないありのままな国民性が好きだ。
6.2 いつも文句ばかりいっている?
これはポーランド人自身も認める、よく知られたステレオタイプの一つ。仕事のこと、家族のこと、政治のこと、天気のこと…。ポーランド人はいつも何かしら愚痴を言っているように見える。
私もポーランドに住んで数年経ったが、これは確かに真実だと思う。ただし、本当に嫌悪感を抱いて愚痴を言っているというよりも、どこかユーモア混じりに、会話の一部として文句を言っている印象。むしろ、会話のきっかけやネタになっていることが多い。
6.3 よく働く(ハードワーカー)
ポーランド人といえば、出稼ぎに他の国へ行ったり、移民として新しい暮らしを始めたりする人が過去とても多かった。どこの国でも「ポーランド人は働き者!」と評されることがよくある。
実際、私自身はポーランド人と直接働いた経験はないが、こうした評判を耳にするのは珍しくない。日本人と似た真面目さや勤勉さがあるかもしれない。ただ、ポーランド人は仕事だけに全力を注いでいるわけではなく、休むときはがっつり休む。平日でも午後4時頃には仕事を切り上げて、家族や自分の時間を優先する人が多い。また、夏には長期休暇を取って旅行に行くのも一般的。家族の時間を大切にしてそう。今ポーランドは経済成長中の国。これからも「しっかり働いてしっかり休む」という文化がどう続いていくのか、楽しみなところ。
6.4 自分の国や歴史への誇り

ポーランドは激動の歴史を乗り越えてきた国。だからなのか、多くのポーランド人が「ポーランド人であること」に誇りを持っているなと感じる。これはどの世代にも共通して言えることだ。もちろん、ポーランド人は「よく文句を言う」国民性でもあり,自虐ネタもよくいう。政治のこととか、いろいろ愚痴っている場面もよく見かける。でも、ポーランドの文化や歴史について話し始めると、みんな情熱的に教えてくれる。
6.5 地に足がついていて倹約家

「Polska cebula(ポルスカ・ツェブーラ)」という言葉をご存じだろうか?直訳すると「ポーランドの玉ねぎ」。ポーランド人特有の節約好きや庶民的なライフスタイルを表現する、自虐ユーモアたっぷりのフレーズ。実際、多くのポーランド人は安売りに目がなく、物を大切に長く使い、自分で修理しようとする姿をよく見かける。豪華な外食よりも、家での手作りパーティーやディナーを楽しむのが好きという人も多い。そんな庶民的な雰囲気のおかげで、デートや友人との付き合いも気取らず気楽。私もこのスタイルが心地よくて気に入っている。もちろん、全員がそうではないけれど。そんな私も玉ねぎだ。
7.ポーランドを代表する著名人
ポーランドは歴史的にも文化的にも、世界に多大な影響を与えてきた著名人を数多く輩出している国。特にポーランドを象徴する人物をいくつか紹介。
7.1 フレデリック・ショパン (Fryderyk Chopin)

言わずと知れたピアノの詩人、ショパン。彼の音楽はポーランドの民族的なリズムや旋律を取り入れ、世界中の人々を魅了し続けている。彼の作品を聴くと、どこか懐かしく、切ないポーランドの情景が浮かぶ。ショパンの心は常に故郷にあり、亡くなった後もその遺言により彼の心臓はワルシャワの聖十字架教会に安置されている。ワルシャワでは彼の音楽が流れるベンチもある。
7.2 マリア・スクウォドフスカ・キュリー (Maria Skłodowska-Curie)
二度のノーベル賞を受賞した科学者として知られるキュリー夫人。ポーランドで生まれた彼女は、放射線研究の先駆者であり、その功績は医学や科学の進歩に計り知れない影響を与えた。彼女の名前にちなんで「キュリウム」という元素名も命名されてる。ワルシャワには彼女の生家があり、現在は博物館として一般公開されている。
7.3 ニコラス・コペルニクス (Mikołaj Kopernik)
「地動説」を唱え、天文学の歴史を大きく変えたコペルニクス。彼の理論は当時の常識を覆し、科学革命の引き金となった。トルンという町で生まれた彼は、現在もポーランドの誇りとして讃えられている。ちなみにトルンはジンジャーブレッド(ポーランド名:ピエルニク)の名産地としても有名。
8.旅行前に知っておきたい豆知識

8.1 パスポートの有効期限、ビザの必要性
ポーランドはシェンゲン協定加盟国のため、日本国籍の方は 90日以内の観光・ビジネス目的での滞在ならビザ不要。ただし、パスポートの有効期限がポーランド出国時点で3カ月以上残っている必要がある。長期滞在を希望する場合は、ビザの申請が必要になるので事前に確認すること。
8.2 使用通貨や両替、クレジットカードの使い方
ポーランドの通貨はズウォティ(PLN, zł)。2026年時点で1ズウォティ=約43円(変動あり)。
現地の両替所(Kantor)や銀行で円からズウォティに両替できるが、日本国内では両替できないことが多いため、ユーロを持参して現地で両替するのも一つの手。私がおすすめする方法は「レボリュート(Revolut)」という無料マネーアプリを使うこと。日本でも利用可能でアプリ内ですごくいいレートで換金可能。以下のブログで詳しく説明している。
8.3 クレジットカード事情
ポーランドではクレジットカードの普及率が高く、VISA・Mastercard はほぼどこでも使える。タッチ決済(コンタクトレス)も普及しているため、スムーズに支払いができる。ただし、市場(バザール)や公衆トイレなどでは現金しか使えないこともあるため、小額の現金を持っておくと便利。
8.4 チップやレストランでのマナー

ポーランドではチップ文化は一応あるが、アメリカほど厳格ではない。レストランでは 10%程度を目安にチップを置くのが一般的だが、払わなくても全く問題ない。カジュアルなカフェでは不要。カード支払い時に「チップ込みで払いたい」と伝えるとスムーズ。また、ポーランドのレストランではセルフサービスの店も多いため、食後にレジで支払う形式の店ではチップは不要。
8.4 日曜・祝日の営業状況
ポーランドでは2018年以降、日曜日の商業営業が制限されており、多くのスーパーやショッピングモールは基本的に休業している。ただし、飲食店・駅・空港・小規模な商店(Żabkaなど)は営業していることが多い。
8.5 交通機関利用アプリ

ポーランドには電車・バス・トラム・地下鉄(ワルシャワ)がある。都市ごとに異なるチケットシステムがあるため、「Jakdojade(ヤクドヤデ)」という交通アプリを利用することをおすすめ。
このアプリを使えば、電車・バス・トラム・メトロのルート検索や時刻表の確認ができ、チケットの購入もアプリ内で完結する。



















