ポーランド料理おすすめ11選|現地在住者が教える日本人に合う本場の味
- 2月9日
- 読了時間: 8分
更新日:3月10日

ポーランド料理は家庭料理が基本でどれも日本人の口に合うものばかりです。肉だけでなく野菜を使った料理が多いため比較的ヘルシーでもあります。このブログではおすすめのポーランド料理をご紹介します。
1.餃子みたいな料理「ピエロギ」
Pierogi

説明する必要がないほど有名なポーランドを代表する国民食です。お土産屋さんにいってもピエロギのTシャツや靴下を見かけるほどのソウルフードです。
「ポーランド版の餃子」と表現されることが多い餃子みたいな料理ですが、餃子とは違って具材の種類が豊富です。餃子はタレをつけて食べますが、ピエロギは中の具にしっかりと塩味やスパイスが効いています。

ひき肉だけでなく、きのこ、サワークラフト、キャベツ、ほうれん草そしてなんとブルーベリーやプラムなどの果物まで。
私のお気に入りは、ほうれん草ピエロギ。ガーリックも効いていて美味しい。

日本人からするとびっくりなのが、フルーツが入ったピエロギがあるということ。「炭水化物+フルーツ」はポーランドではありなのです。
*「炭水化物+フルーツはありえない!」というと、「パンに焼きそば入れる方がありえない!」と反論されるでしょう。

2.ジュレック
Żurek

私が一番好きなポーランド料理です。ライ麦を発酵させて作った酸味のあるスープですが、そんなに強すぎる酸味ではありません。中にはキュバサ(kiełbasa)(食べ応えのあるポーランドのソーセージ)やゆで卵、そしてその他の野菜が入っています。
作る人や地方によって少し違ったりしますが、ベーコンがはいっているものもあり、ハーブやスパイスも使ってあるので体も温まります。
パンを切り抜いたものをお椀として提供されるジュレックもあるようですが、私は一度もそのようなスタイルでは食べたことはありません。

3.バルシチ
Barszcz

なかなか鮮やかな赤色のスープってインパクトがあって個人的に食べる気がしなかったのですが、今となれば美味しい美味しいって言って食べているのが「バルシチ」というビーツのスープです。
バルシュチには、ウシュカ(uszka)と呼ばれる小さいピエロギが具として入っています。特にきのこ入りのウシュカが入ったバルシチはクリスマス料理の定番です。

ちなみに「uszka」とは「小さな耳(複数形)」という意味。耳の形に似ているからだそうです。。。
4.コトレット・スハボーヴィ
Kotlet Schabowy

日本人で口に合わない人はいないであろう、ポーランド風のカツレツです。毎回これを注文する度にキッチンからドンドンと思い切りポークを叩いて薄くしている音が聞こえてきます。結構力強く叩くなあといつも感心するのですが、それもそのはず日本のものと比べると脂身が少なく結構薄くして食べます。
レストランで注文すると基本的にきゃべつなどの野菜とじゃがいもをサイドに食べます。じゃがいものタイプ(フレンチフライかなど)を聞いてくるレストランも多いです。

結構大きいので予想以上にお腹いっぱいになるパターンが多い。(笑)
5.ポンチキ
Pączki

甘いもの好きな人は聞いたことがあるかもしれない、ポーランド版ドーナツ。日本のリング状のドーナツとは違い、ポンチキは中にたっぷりフィリングが入った揚げたドーナツです。

ポンチキの魅力のひとつが、中身のバリエーションの豊富さです。
定番は以下のようなもの
・ローズジャム(バラのジャム)
・プラムジャム
・ラズベリージャム
・カスタードクリーム
・チョコレートクリーム
最近ではピスタチオや塩キャラメルなど、モダンなフレーバーも増えてきています。
表面に粉砂糖をまぶしたもの、アイシングがかかったものなど、見た目もお店ごとに個性があります。

さらにポーランドには年に一度このポンチキが安売りされ、大量に食べまくれるそんな幸せな日があると言ったら、あなたは信じますか?
そんな「脂の木曜日」については以下のブログ記事で詳しく紹介しています。
6.ヤゴジャンカ
Jagodzianka

街で「ヤゴジャンカ売ってます」という看板をみかけだすと、夏が来たなーと感じるくらいポーランドの夏の風物詩が「ヤゴジャンカ(Jagodzianka)」です。 甘いイースト生地にブルーベリーのフィリングを詰めたもので、上には砂糖のアイシングがかかっていることが多いです。ブルーベリーは甘酸っぱいので、甘ったるく感じず、とても美味しいです。

ものによっては大粒のブルーベリーがそのまま入っているものもあり、食べ応えがあります。
7.ロソル
Rosół

風邪気味の時にポーランド人の妻がよく作ってくれるのが、ロソル(Rosół)という鶏肉、野菜、ハーブをじっくり煮込んだ、ポーランドの伝統的なスープ。
シンプルな具材を時間をかけて煮込んだスープなので、とても優しい味がします。細く短い麺が入っていない場合もあります。
ポーランドの家庭では週末やその他の休みの日に飲むことが多いそうです。
8.オスツィペック
Oscypek

ポーランド・ザコパネ発祥の伝統的な燻製チーズ。樽みたいな形しているチーズで、羊乳から作られ、塩辛く弾力があります。
ビールのおつまみにぴったりで、焼いてクランベリーソースと一緒に食べる食べ方も人気。私もこの食べ方が一番好きです。
ポーランド全土の観光地の屋台に出ているので、一度食べてみるとはまります。
9.ザピエカンカ
Zapiekanka

ドイツのストリートフードがドネルケバブであれば、ザピエカンカはポーランドを代表するストリートフードです。
バゲットのような細長くて分厚いトーストの上に、キノコやチーズ、サラミなどお好みの具材をのせてオーブンで焼いた、オープンサンドイッチです。
街を歩いているとどこでもザピエカンカ専門店があります。特に駅内ではフードスタンドをよくみかけます。ポーランドのコンビニ(żabka)でも購入可能です。歩きながら食べるのには最適です。
10.プラツキ・ジェムニアチャネ
Placki ziemniaczane

とてもシンプルだけどパリパリ食感が美味しい、「プラツキ・ジェムニアチャネ(Placki ziemniaczane)」。
すりおろしたじゃがいもを小麦粉や卵とフライパンで焼いたパンケーキのようなものです。
そのまま食べても美味しいですが、サワークリームやマッシュルームソースをのせたり、いちごやホイップクリームと砂糖をのせた甘いバージョンもあります。(Placki ziemniaczane z truskawkami)
11.コンポート
Kompot

ポーランドも他のヨーロッパ諸国と同じように水を含む飲み物は有料です。ポーランド料理を食べる時によく一緒に出されるのが、「コンポート(Kompot)」と呼ばれるドリンクです。
生のフルーツやドライフルーツに水と砂糖を加えて煮出したもので、シナモンなどのスパイスを加えることもあります。
特に暑い夏は冷えたコンポートを飲むのが最高です。砂糖が入っていますが、そんなにあまったるくもないです。
ポーランドで食事するなら?おすすめのお店の選び方:ミルクバー(Bar mleczna)


ポーランド内で旅行中にお腹すいたなーと感じたらまず探すのが「ミルクバー」。美味しい、お腹いっぱい食べれる、そして安い。(他のレストランと比べてね)「バー ムレチュナ(Bar mleczna)」とはポーランドのどこにでもある大衆食堂。セルフサービス方式でメニューのほとんどがポーランド料理で。
どの街でも、「Milk Bar」あるいは「Bar mleczna」でグーグルマップで検索するとヒットします。

どのミルクバーも料理とスープをセットで頼むと安くなる、みたいな割引をやっているところが多いです。


ポーランド人は1日4食?

ポーランドでは定時が8時〜16時の会社が多く、食事の時間帯も日本とは少し異なります。
日本のランチタイムにあたる時間は「第2朝食」と呼ばれ、仕事中に軽めの食事をとる人が多いそうです。街ではコーヒー片手にサンドイッチを食べ歩く人の姿もよく見かけます。
仕事を終えて帰宅後の15時〜17時がメインの食事。日本でいうディナーに近く、コース料理などをしっかり食べるそうです。そして20時〜22時には、サンドイッチやヨーグルトなど火を使わない軽めの夕食で締めるのが一般的とのこと。
もちろん、すべての人が1日4食というわけではなく、忙しい仕事や生活リズムに合わせて食事のタイミングを調整しています。
それでも、学校には日本のような給食の時間はなく、授業の合間に軽く食事をとるスタイルが一般的なようです。
まとめ|ポーランド料理はなぜ日本人の口に合うのか
ポーランド料理は、派手さこそありませんが、素材を生かした家庭的な味付けが多く、日本人の口にとてもよく合います。
ピエロギやジュレックのような定番料理から、ポンチキやオスツィペックといったローカルフードまで、実際に食べてみると「想像以上に食べやすい」と感じる人も多いはずです。
旅行中はレストランだけでなく、ミルクバー(Bar mleczna) を利用すれば、安く気軽に本場のポーランド料理を楽しめます。
これからポーランドを訪れる方や、食文化に興味がある方は、ぜひ現地でいろいろな料理にチャレンジしてみてください。
またスーパーやコンビニで買えるお菓子も美味しいものばかりですので、ぜひ以下の記事を読んでみてください。























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