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LoFiミュージックの魅力

更新日:2022年10月24日



みなさんは仕事や勉強をしている時、あるいはリラックスしたい時などにどんな音楽を聴きますか?

僕がここ数年ずっと聴いている音楽のジャンルが「LoFi」です。


Low Fidelity

ー音の品質が悪い事をあらわす言葉。 (オーディオ機器などで良く使われる音の品質が良い事を表す「ハイファイ(Hi-Fi)」の対義語である。)


このLofiがなぜ、近年YouTubeやSpotifyなどのプレイリストで人気なのかその魅力についてシェアします。



Lofi Musicとは?


近年YouTubeやSpotifyなどのプレイリストで人気「Lo-fi」。


特徴は、よれよれなビート、環境音やレコードノイズ、ジャズなどのサンプリングなどが主な特徴で、ゆったりとした曲が多いです。


Lo-fi(ローファイ)はもともと「録音環境の悪い」という英語圏のスラングですが、あえて、かつてのアナログ感を取り入れることでどこか懐かしい雰囲気を醸し出しています


サンプリングというのは、既存の曲の音源の一部を使い新しい音楽に流用することを言います。ヒップホップなどでよく使われます。


なのでこのメロディどっかで聴いたことあるかも、みたいな時があります。


サンプリングを使わずに、サンプリングのような雰囲気を意図的に作ったり、映画やアニメなどの音声をサンプリングに用いたりその手法は様々です。


なぜかわからないのですが、日本の映画やアニメからの音声が使われているものが多く、日本人としてはちょっと嬉しいです。



Lofi Girl について


そのLofiミュージックの火付け役となったのが


「Lofi Girl」というYouTubeのストリーミングチャンネルです。



フランス生まれのこのチャンネルはジブリ映画にでてきそうな女の子通称「Lofi Girl」が勉強をしている姿とともに、


Lofi ミュージックがずーっっとライブ放送で流れている というチャンネルです。


元々は「Chilled Cow」という名前でLofi音楽を2015年より流し始めたフランス人のDimitriさん。


その後2017年にLofi Girlに変更しました。当初は「耳をすませば」の主人公の女の子が勉強している姿が使われていたようですが、


チャンネルが大きくなりすぎて数ヶ月後にYouTubeより著作権問題でクローズされてしまったようです。


その後自らキャラクターを作りだし、今に至るようです。



Lofi Girlの人気はすごいもので、

俳優のWill SmithやDisneyのミニーマウスがパロディで自分バージョンを作ってみたり,




世界各国のLofi Girlのパロディイラストが描かれたりとインターネット上で話題になりました。


Lofi Musicで集中できるのはなぜ?


1日の中で好きな1番好きな時間は?


数日間旅行で仕事をしていなかったりすると、恋しくなる瞬間があります。


静かな朝、自分で淹れたコーヒーを横に Lofi Musicをバックに流しながらパソコンで仕事をすることです。


Lofi音楽を聴きながら仕事をすることで集中ができている?仕事が捗る気がするのです。


インターネット上で見つかるLofi音楽の多くが、「"beats to study to (勉強するための)」と表記されています。


果たして本当にLofi音楽は集中力を高めてくれるのでしょうか?

サイエンス的に証明されているのでしょうか?


結論的にいうと、まだLofiと集中力の因果関係を証明できている充分な研究が世の中にはありません。


しかし、集中できる音楽と言われる所以としていくつか考えられる要因があります。



特徴1:予測可能なメロディーの繰り返し


普通音楽を聴くとなると、MJのBeat itを聴きたいから流す。


それが終わったら次の曲という聴き方をするかと思いますが、Lofiを聴く人のほとんどがストリーミングチャンネルやプレーリストを流しっぱなしで聴く方が多いです。


Lofiの特徴のひとつは、ひとつの曲であっても同じようなメロディーが同じテンポ・BPMでループされているかのように繰り返されることです。


仕事や勉強に集中するためには、この予測可能なメロディーが音楽に注意を奪われることなく、最適なのです。


通常の音楽ですと、途中で曲調が変わったりすることで脳が驚かされてしまいます。


音楽研究科たちは、Lofiのこの現象を Cocooningと呼んでいます。


幼虫がやさしい糸で包まれて繭になるように、


Lofiはあなたとあなたの脳を優しい音楽と予測可能なメロディーでつつみ、外部の騒音や注意を奪うようなことから守ってくれるのです。



特徴2:歌詞がない


Lofiの多くは歌詞がないメロディーだけのものが多いです。


歌詞があると、その歌詞に注意が奪われてしまいます。



  • 207人の大学生が被験者として参加。

  • 30秒間で15個の言葉を記憶するように指示した。

  • 15個の言葉を記憶しようとしている時に、3つの異なる音楽を流した。

    • 歌詞ありのLofi

    • 歌詞なしのLofi

    • 音楽なし

その結果、歌詞なしのLofi音楽を聴きながら記憶をしたグループが他のグループと比べて記憶テストのスコアがぐっと良かったそうです。




特徴3:振幅変調



音のファイルをエディットしたことがある人は上記のような音の周波を見たことがあるかもしれません。


ダンスや激しいスプリントをする時に好ましい音楽には、音の周波の振幅が激しいものが多いです。


エクササイズには適しているのですが、仕事や勉強をするにはふさわしくありません。


扇風機の前で私があなたに話すと音がある程度統一されてあなたの耳に届きます。


これがAmplitude Modudation(振幅修正)といいます。


Lofiは集中・問題解決・決定などと関わりが深い脳周波、ベータリズムのものが多いです。


ベータリズムは周波数でいうと、12〜30Hzです。


ではどのようにしてこの周波数に修正しているのか。


Lofiでは似ているキーの音を同時に流すものが多いです。


こうすることによって振幅の大きなアップダウンを防いでいるのです。



特徴4:ノスタルジックな曲調


Lofiの多くは昔から私たちが慣れ親しんでいるゲームやアニメの音楽にインスパイアされたものが多いです。


集中につながるかはわかりませんが、リラックスさせてくれていることには間違いありません。




私がLofiを聴く理由


正直なところLofiを聴きながら仕事をすることで集中力が上がっているかは定かではありません。


Lofiを流していてもなかなか仕事が捗らないことが多い時もあります。


集中だけでいうと、雨や森などの自然の音・アンビエント音楽の方が優れているかもしれません。


しかし、間違いなく言えることは仕事という行動を心地の良い体験・ストレスから離れた体験にしてくれていることです。


冒頭でも話したように、仕事をしない日が続くとLofiを聴きながらデスクワークをすることが恋しくなってくるのです。


なのでこれからもLofiを人生のお供にしていきます。


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