グディニャ観光ガイド|在住者が本音で紹介する穴場都市
- 1 日前
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ポーランド人が選ぶ「ポーランドで最も幸せな街」がグディニャ(Gdynia)だ。いつも文句ばかり言う国民性のポーランド人が言うのだから間違いない。駅から徒歩10分で森、徒歩20分でバルト海という、海と森が日常のすぐそばにある街だ。一度来ればその魅力が伝わるはずだ。
グディニャってどんな街?

駅から徒歩10分で広大な森があり、徒歩20分もすればバルト海とプロムナードがある。さらにおしゃれなカフェやレストラン、必要なものを購入にできるショッピングモールもありながら、近郊のグダニスクに比べるとコンパクトで人混みもぐっと少ない。ドッグフレンドリーで学校も多くあり、幼い子どもがいる家族が多く住んでいる。日本の街で例えるなら地形が神戸に似ていると私は感じる。一言で言うならば、住みやすい街と言えるだろう。また、2026年には100周年を迎えてますます注目を浴びている都市でもある。グディニャと言っても、大きく分けて3つの地域に分けることができるが、そのうち2つの地域を紹介。

グディニャ・グウヴナ(Gdynia Głowny)

大きな船やプライベートヨットが並ぶ港があったり、おしゃれなレストランやカフェも多くあるグディニャの中心。サイズ的にも歩きやすい。
ブルヴァル・ナドモルスキ(Bulwar Nadmorski)

1.5mのポメナードではバルト海の風を感じながら散歩を楽しむことができる。グディニャのランドマークでもあるシー・タワー(Sea Tower)やグディニャ港に停まっている船見れて景色も良い。コーヒーを売っているコーヒーカートやストリートミューシャンもたまにいる。ランナーやサイクリスト用の道もしっかりと設備されているのでランスポットとしても人気。
グディニャ・ビーチ(Plaża miejska w Gdynia)

バルト海の水温は夏でも18度程度でひんやんりしていて比較的塩分濃度も低く冷たく感じる。そんなバルト海に面したグディニャビーチは夏は日光浴や海水浴で楽しむ人で混む。ビーチボールコートもありいつも賑やか。

夏のグディニャ・ビーチもいいが同じくらい魅力的なのが冬の静かで洗礼された雰囲気のビーチ。人も夏に比べるとグッと少なく雪が積もったビーチは本当に神秘的で訪れる価値あり。



また冬の間は(4月まで)バルト海を眺めながらのサウナも楽しめる。ポーランドでは寒中水泳も人気なので、サウナと寒中水泳を交互に行うなんてアクティビティもおすすめだ。サウナは予約が必要なので注意。


カミエナ・グラ展望台(Punkt widokowy - Kamienna Góra)

グディニャ湾とバルト海を一望できるビューポイント。階段で上がっていけるだけでなく、お年寄りは体の不自由な人のためにリフトまである。階段登っても5分もかからないくらいの高さだが、クロス(十字架)のモニュメントや芝生広場にレストラン、そして野外劇場まであるので登ってみる価値あり。


おすすめのカフェ:コスモス(Kosmos)

グディニャで最もヒッピーなカフェ。カフェ自体は狭いが雰囲気がすごくリラックスできる。コーヒーの味もピカイチ。来ている客もおしゃれな人が多い。レコードプレーヤーがあって音楽も流れているので、ぼーっとするのにも最適なカフェ。たまにパブリックカッピングも行っていて、アットホームなカフェだ。
美味しいケーキを食べたいなら:マスト・ベイク(Must Bake)

ブランディングもおしゃれで可愛く、本格的なペストリーが楽しめるカフェが「Must Bake」。グダニスクにも2店舗あるが、グディニャ店は2025年にオープンしたばかり。青を基調とした店内のデザインも可愛いので見渡すだけで楽しい。

コーヒーもそれなりに美味しいので、カフェとして利用しても問題ないが、せっかくならコーヒーと美味しいチーズケーキをペアリングして楽しんでほしい。

一度「Must Bake」共催のランイベントに参加したがとても良い経験だった。
ポーランド料理を食べたいならここ:クフニィア・ドモヴァ(Kuchnia Domowa)

美味しくてボリューム満点なポーランド料理をお手頃価格で食べることができるミルクバー(大衆食堂)が「Kuchnia Domowa」。あまり外食しない私達だが、お腹いっぱい食べれるのでここはよく利用する。

ポーランド料理は家庭料理が基本でどれも日本人の口に合うものばかり。肉だけでなく野菜も使った料理が多いため比較的ヘルシーに食事ができる。以下のブログで詳しく紹介しています。

ポーランドに長く滞在してポーランド料理ではなくハンバーガーや唐揚げが食べたくなったら「ホノルル」に行くとよいだろう。お店の名前から連想できるようなポケやガーリックシュリンプなどハワイっちくな食べ物から、ビビンバのようなアジア料理も食べれる。そして何より店内がピンクを基調とした温かくて楽しいインテリアで観葉植物もたくさんなので、ここに来てポーランドの厳しい冬から一時的に避難するのもいいだろう。

ポーランドではあまり行列を見ることがないが、「Mandu(マンドゥ)」は例外。休日は必ずといっていいほど人が並んでいる。グダニスクにも2店舗ある。ポーランド内でも有名なピエロギ ギ専門店。味はもちろんのこと、店内のデザインもポップでおしゃれだ。そんなに高価でもない。

海洋学でも有名なグディニャには水族館・海洋博物館もある。日本人としてはあまり馴染みのないバルト海について知ることができる。青のタツノオトシゴがマーク。休館日がないのも嬉しい。
見つけることができるかな?チャレンジ:ポーランドで愛される犬、Baltikを探せ!

グディニャにも多くの銅像があるが、その中でもぜひ見つけてほしいのが2010年の冬に凍りついたバルト海に漂流していた氷の上から救出された犬「Baltik」の銅像だ。漂流していたところを船乗りのAdamさんが船から救出しそのまま引き取った。凍える冬のポーランドで心温まるストーリーだ。
グディニャ・オルウォヴォ(Gdynia Orłowo )
オルウォヴォの桟橋(Molo Orłowo)

グディニャの隣町のソポト(Sopot)にはヨーロッパで最長の桟橋がある。しかし夏の間は入場料が取られてしまう。そんなソポトの桟橋に負けないくらい綺麗でしかも無料で入ることができる桟橋があるのが、グディニャ・オルウォヴォだ。


ソポトよりはサイズが小さいがその分人も少なくておすすめ。温かい季節になってくると、ストリートミュージシャンが演奏をしたり、子ども用の遊び場もあるので雰囲気が良い。





オルウォヴスキ崖(Klif Orłowski)

桟橋からもみることができるのだが、ぜひ近づいてみてほしいのが通称「Klif Orłowski」と呼ばれるこの崖だ。自然の浸食により毎年平均23cmずつ崩れていると言われる。自然保護区に指定されていて「自然の地質学的プロセス」をそのまま残す方針のため、コンクリートでの補強などはあえて行なっていないようだ。崖の上を歩くこともでき、多くの人がのぼるが、崖っぷちには近づかないように注意。


グディニャのおすすめ移動方法

グディニャ、ソポト、グダニスクの3つ街をあわせてトライ・シティ(Trój Miasto)と呼ばれる。このエリア間はポーランドでも屈指の自転車フレンドリーなエリアだ。自転車道がしっかりと設備されているので、「メヴォ(Mevo)」という電動シェアサイクル利用が一番のおすすめだ。
もちろん、バスや電車(このエリアではSKMという名前の電車)も頻繁に通っている。利用する際は「jakdojade」というアプリを利用すれば時刻表確認やチケット購入がアプリ内でできて便利だ。
グディニャはどんな人に向いている?

グディニャは、バルト海と森が徒歩圏内にある自然豊かな環境に、こだわりのカフェや美味しいレストランが揃うバランスの良い街だ。2026年には100周年も迎え、これからさらに注目を集めるエリアだと思う。近隣のグダニスクと比べるとこぢんまりとしていて人混みも少ないため、街歩きのペースが自分でコントロールしやすいのも魅力の一つ。派手さはないが、来るたびに「居心地が良い」と思わせてくれる街だ。観光地らしい中世建築を期待しているなら正直グダニスクの方が向いているかもしれないが、海・森・カフェ・美食をのんびり楽しみたいなら、グディニャは間違いなくおすすめできる。























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