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【ポーランド お土産】ユーモアとレトロが織りなすアパレルブランド「Pan tu nie stał」。

  • 執筆者の写真: Takuya Sakoda
    Takuya Sakoda
  • 2 時間前
  • 読了時間: 9分

Pan tu nie stał


私はそんなにおしゃれな人間でもないのだが、最近は身につけるものにもこだわりを持つようになった。一番大切にしていることが素材や生産地を含む着心地。そんな私がポーランドで見つけたブランドのひとつが「Pan tu nie stał(パン・トゥ・ニエ・スタウ)」。ポーランド国内生産でなんといっても楽しくてかわいいデザインが特徴的だ。しかもどれもポーランドユーモアに基づいたでデザインになっていてポーランド人のおしゃれさんの中でも話題になっているブランドだ。これ以上ポーランドっぽいものはないというデザインになっているので、自分にもいいし、小物もあるのでお土産にもぴったり。ワルシャワとウッチに店舗を構えるそんな「Pan tu nie stał」についての記事。

この記事でわかること:ブランドの背景、ウッチ本店とワルシャワ店の雰囲気、おすすめアイテム。



1. ポーランド発「Pan tu nie stał」とは?(ブランドの背景と魅力)

Pan tu nie stał
PTNS ウッチ店舗の入り口

そもそも「Pan tu nie stał」とは、共産主義時代の代名詞「(行列で)あなたここに並んでいませんでしたよ!」というクスッと笑えるブラックユーモアを含んだネーミングとなっている。共産主義時代はものを買うために並ばなくてはならず、横取りをする人に対して言われたフレーズだろうが、そんなポーランド人なら誰しもが“昔(レトロ)”を連想するネーミングだ。


Pan tu nie stał

そういったこともあり、ブランド全体のデザインは、1960〜80年代のポーランド人民共和国(PRL)時代のレトロなグラフィックやタイポグラフィ、文化を現代風にアップデートしたものになっている。ポーランド語や文化が分かればもっと面白いものから、全く知らなくてもデザインが可愛かったり、おしゃれなものが多い。


そしてなんといってもこだわりが全てメイド・イン・ポーランドなこと。かつて「ポーランドのマンチェスター」と呼ばれるほど繊維産業で栄えた街「ウッチ(Łódź)」でデザイン・製造されている。



お土産屋さんに行ったら、ぜひ一度注意して見てみてほしいのが「製造地(生産国)」だ。パッケージのデザインがいかにもポーランドっぽく見えても、裏返してみると実は遠く離れた別の国で大量生産されたものだった、ということは少なくない。せっかく日本から遥ばるポーランドにやってきたのに、現地で買うお土産の製造国がむしろ日本から近い国のものであったら、少しだけ寂しさを感じてしまうのは私だけではないはずだ。ぜひポーランドに来たからには「メイド・イン・ポーランド」のものを買おう。


またPTNSではポーランド人のインディペンド・アーティストの作品やセルフパブリッシャーの本も置いてある。色々と手にとってみると面白い。



2.人と被らない、センスのいい「ポーランドお土産」としておすすめな理由

もちろん自分用に買うこともおすすめなのだが、ポーランドに旅行で来た人の多くがお土産探しに悩むことがあるかもしれない。ポーランドのお菓子も美味しくて日本では買うことができないものも多いのでおすすめなのだが、長く使えってもられるものを買いたい!さらにデザインから製品化まで完全にポーランド内で行われたものを買いたい!という人には「PTNS」がおすすめだ。




理由①:とにかくグラフィックと色使いがおしゃれ


Pan tu nie stał

Pan tu nie stał

どの洋服を見てもなかなか日本ではみかけることのないグラフィックと色使いのものばかりだ。まずポーランド語が入ったものがほとんどなのでその時点で日本人へのお土産としては超ユニーク(笑)


ポーランドらしいフルーツや野菜のデザインのものが多く。日本の質素でモノトーンなデザインやグラフィックとは真逆だ。日本ではなかなか変えないデザインなのできっと喜ばれるだろう。


pan tu nie stał
この花柄のドレスも着心地がいいようだ。


理由②:実用的なアイテムの宝庫(Tシャツ、靴下、キャップ、トートバッグなど、お土産に持ち帰りやすいサイズ感)


Pan tu nie stał

PTNSの商品やTシャツやズボンだけでなく、靴下や帽子、コーヒーカップなどのアイテムも魅力的。特に私のお気に入りは靴下で、ポーランド感があり且つおしゃれで楽しくなるデザインが豊富だ。履き心地も良い。


Pan tu nie stał
このエスプレッソ用ショットマグもかわいい。
Pan tu nie stał
お土産で定番のポストカードもレトロなデザイン。
Pan tu nie stał
私が愛用しているエスプレッソ用ショットマグはポーランドの焙煎屋「HAYB COFFEE」とのコラボされた商品。

理由③:ローカル(ポーランド人)にガチで愛されているブランドであること(観光客向けのお土産物屋にはない「リアルな現地カルチャー」を持ち帰れる)


Pan tu nie stał

ワルシャワ店もウッチ店にも行ったが、旅行客のような人を見かけたことがない。どちらの店舗でもローカルが買い物をしている様子が印象的だった。年齢層は割と若めかなあ?という印象だったが、子供向けの製品も充実しているので子連れも見かけた。とにかく一般的なギフトショップのような雰囲気は全くない。そして繰り返しになるがポーランド人なら誰でもくすっとしてしまうようなユーモアを交えたデザインになっているので、PTNSを着て日本を歩いているとポーランド人に声をかけられるだろう(笑)。


Pan tu nie stał
子供用の洋服やアイテムも充実。どれもかわいい。

ちなみに私も家族や友人で赤ちゃんが産まれた友達に赤ちゃん用のものを数回購入したことがあるが、みな喜んでくれた。


理由④:肌が敏感な人にも安心。体に優しい素材と抜群の着心地


pan tu nie stał
100% Bawełna (コットン)の商品が大半。

実は私は肌が敏感な方で、ポリエステルの衣類を着ていると肌が痒くなってしまうことがよくある。しかし、PTNSの衣類は着ていて全くストレスがなくすっかり気に入ってしまった。

理由を考えてみて納得。定番の服のほとんどがコットン100%なだけでなく、デザインから製造まで一貫してポーランド国内で行われているからだ。他国から長期間コンテナで船輸送される製品のように、防カビ剤などの不要な薬品に晒されるリスクがない(=ケミカルフリーである)ことも、肌が弱い自分にとっては大きな安心材料になっている。


ちなみに、冬シーズンならメリノウール100%のニット帽も一押し。抜群の暖かさはもちろんのこと、天然の防臭効果のおかげで、長く愛用しても快適さがずっと続く。


pan tu nie stał


3. 【ウッチ本店 訪問記】繊維の街の空気感をまとう、カフェが併設された本店。

Pan tu nie stał
Pan tu nie stał

インダストリアルで洗練された空気感をだす赤レンガの建物の中にあるウッチ店は、カフェも併設されてあるのでお買い物を楽しんだついでに一息つけるつくりになっている。コーヒーの味も本格的でカフェとしても立派。人通りの多いメイン通りから少し入り組んだところにあるので人混みも少なくてなかなか知らないと見つけることでできないような場所にあった。


お店全体の雰囲気は「PTNS」のイメージカラーでもあるピンクがレトロチックに溶け込んだ空間。赤レンガやタイルをうまく使うことによってなんともレトロな雰囲気で心地が良い。


Pan tu nie stał
Pan tu nie stał
コーヒーも本格的で美味しい!スナックまで出てきてくつろげる。犬もウェルカム!
Pan tu nie stał
カフェスペースにはパズルなどのゲームもあるので長居しても良さそうな雰囲気。これはCebularzといってポーランド版ビザなんだけど、難しすぎたわ(笑)




4. 【ワルシャワ店 訪問記】都会に溶け込む、アクセス抜群のショップ

Pan tu nie stał
あまり目立たない外観なので見逃さないように。

ワルシャワ店はワルシャワ中央駅から徒歩で17分と割と中心地から近くにあるのでアクセスがしやすい。建物の2階が実際のショップになっている。扉をあけるとすぐにお店ではなく階段ホールになっていてそこにPTNSのオシャレ感溢れるオブジェクトが並んでいるので、ここにいるだけでも楽しく発見がある。


Pan tu nie stał
Pan tu nie stał
遊び心満載の階段ホール
Pan tu nie stał
くつろげる椅子まで置いてあった。

ショップ自体は長方形のつくりでショップ店員も少ないのでのんびりゆっくりショッピングを楽しめる雰囲気だった。私たちが行った時は2部屋がちょうどリノベーション中で入れなかったのだが、インスタグラムで様子を見る限りまたこちらも楽しそうなつくりになってそうだ。


Pan tu nie stał




5. 実際に愛用して分かった、おすすめアイテムとサイズ感・品質

私自身もいくつかのアイテムを愛用しているが、デザインの面白さだけでなく服としてのクオリティの高さにいつも驚かされる。肌触りが良く着心地は抜群。

また海外の洋服で気になるポイントがサイズ感だろう。参考までに私が利用しているサイズを共有。

私の身長は173cm、足は27.5cm。



1.コットン100%の半ズボン・長ズボン


Pan tu nie stał
Pan tu nie stał

着心地が良すぎて長ズボンも買ってしまい、さらには別カラーも買ってしまったほどおすすめ。ゆったり目のデザインになっているのでお尻あたりがタイトなジーンズに慣れてしまっている人はこのズボンを履くともう他のズボンが履けないくらい心地が良い。


色も数種類あるので自分が好みの色を選ぶと良いだろう。私はSを履いている。


Pan tu nie stał


2.コットン100%のTシャツ


pan tu nie stał

Tシャツは通常のサイズに加えボックス型デザイン(大きめ)のものもあるようだ。私は通常サイズのデザインしか持っていないが、SかMだ。Mの方がゆったり目で着れて良い。特に私のように細めでない場合はMが良いだろう。


Pan tu nie stał

3.靴下


Pan tu nie stał

ちょっと派手でカラフルなTシャツやズボンは、、、という人でも靴下ならという人は多いのではないだろうか?PTNSの靴下はカラフルでポーランドらしい遊び心のあるものばかりだ。靴下はヨーロッパのサイズ表記なのでcm表記と比較して購入すれば全く問題もないはず!



まとめ:次のポーランド旅では、リアルなローカルカルチャーを国へ持ち帰ろう

ありきたりなお土産物屋にはない、ポーランドのリアルな空気感とユーモアが詰まった「Pan tu nie stał(PTNS)」。

ただお洒落なだけでなく、クスッと笑える時代背景があり、そして何より「メイド・イン・ポーランド」の確かなモノづくりへのこだわりが詰まったプロダクトの数々は、自分用にはもちろん、大切な人へのセンスのいいポーランドお土産としてこれ以上ない選択肢だと思う。

もしウッチやワルシャワを訪れる機会があればぜひショップを訪れてほしい。またオンラインショップもあるのでそちらを覗いてみるのもおすすめ。



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