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日本人が2023年にポーランドを訪れるべき理由

更新日:7月18日


日本人が2023年にポーランドを訪れるべき理由


ポーランドの首都ワルシャワが2023年のEuropean Best Destinationに選ばれ話題となりました。ポーランドに住み始めて1年半となりますが本当に住みやすく魅力にあふれた国だと強く感じています。今まで様々な国に住んだり訪れたりしてきた日本人の私が、日本の方にポーランドを訪れることを勧める理由を記事にしました。



目次:




治安がよい

 

グダニスクのとあるストリート

ポーランドに初めて足を踏み入れた日のことを今でも覚えています。フランスのパリに滞在した後にワルシャワに飛行機で移動しました。ポーランドという国がどんな国なのか、恥ずかしながら前知識はほぼゼロに近い状態でした。


夜のフライトでワルシャワの中心街の綺麗な街頭を飛行機から見下ろし、気持ちが高揚していたことを覚えています。


到着をしたのは夜11時近く。チェックインをしたバックパックを待っていたのですが、なかなか現れない。空港スタッフに確認をしたところ乗り継ぎもあったせいか、ロストラゲッジとなってしまったとのこと。


複数のスタッフが応対してくれましたが、どのスタッフも親切で流暢な英語で対応してくれました。


空港から予約をしていたホステルまでトラムを使って移動をすることに。チケット販売機の前で苦戦をしている私を見かねて、親切に現地の人であろう女性が助けてくれました。


私が下車すべき駅に着くと、「ここだよ!」と合図を送って知らせてくれました。


ホステルまで距離があったのでとりあえず歩くことに。


もう時刻は夜12時をすぎていたのですが、犬の散歩をする女性や目立ったゴミなども落ちていない、整備された道など、安心感を感じました。


いま振り返ってみると、フランスで2週間弱過ごした後だったので、その違いからワルシャワの街に安全感を強く感じたのかもしれません。


それにしても、今でも道を歩くたびにゴミなどほぼ目にすることがなくとても綺麗な国だと関心することkがあります。



では私が信じるポーランドの治安の良さに対して、統計データはなんと言っているのでしょうか?


インターネット上で様々な情報を調べてみたのですが、ポーランドが上位にランクしているデータを見つけることはできませんでした。


しかし、ポーランドが下位にランクしているデータを見つけることができなかったことも事実です。


私が思うに、治安の良さ・安心感はある一定値を満たしていればそれ以上は比較のしようがない観点ではあると感じます。


世界的にみても治安が良いと言われる日本でさえ、「危ないから行くな」と呼ばれる場所に行くとトラブルに巻き込まれることもあります。



ポーランドは安全な国であるのかどうか。他の人はどう感じているのでしょうか?


参考までにQuoraで見つけた「Is Poland safe for visitors?」という質問に対しての回答をいくつか共有します。




ポーランドはEUでも移民が比較的少ない国でもあります。他の西ヨーロッパの国を訪れた後にポーランドに来るとそれを強く感じさせられます。


そのため人種差別によるトラブルを心配する人もいるかもしれません。


しかし、1年半近く住んで一度も人種差別を受けた、あるいは嫌な気分にさせられたことは一度もありません。むしろ日本に好感を持つ人が多い印象受けました。


Quoraでもこのようなコメントを見つけました。



こういったコメントからもわかるように、ポーランドは比較的安全な国であるという風に考えてよさそうです。


それだけではなく、日本に好感を持つ人が私たちが考える以上に多い国でもあったのです。




親日な国

 

私自身もポーランドに来る前はポーランドのことなんて全く知りませんでした。おそらく日本人の中では、まだまだマイナーな国なのではないでしょうか?


実はポーランドと日本は歴史的にも繋がりの深い国だったのです。その原因となったいくつかの出来事があります。


日露戦争でポーランドが日本を助けた。

当時、ロシア帝国の支配下にあったポーランドにとって、日本がロシアと事を構えれば、独立回復のチャンスとなる。そんな事情もあり、ポーランドは日本軍を支持し、日露戦争の勝利と同時に、日本はポーランドの独立を助けた。


日本赤十字社が約800名のポーランド人シベリア孤児たちを救出した。

ポーランドは、1917年に起きたロシア革命の翌年に独立したが、長年にわたって独立運動にかかわったポーランド人らは流刑でシベリアに送られていた。革命後の内戦で東へと逃げ、ウラジオストク近辺に15万~20万人が避難。飢えや寒さで亡くなる人が多く、親を失う子どももいた。


 現地のポーランド児童の救済会が、子どもらを母国に戻そうと、シベリアに出兵していた国々に援助を頼んだ。日本は要請に応え、日本赤十字社の協力で救済事業に乗り出した。


ポーランドでは「独立のために戦った英雄の子どもたちを日本が助けた」と語り継がれ、阪神大震災、東日本大震災の後には恩返しにと被災地の子どもがポーランドに招かれた。パベウ・ミレフスキ駐日大使は「救出は日本とポーランドの友好関係を永遠につなぐきっかけになった」と話す。


日本ではあまり大々的に語られることのないシベリア孤児の話ですが、この話を取り上げているポーランド人ユーチューバーGonciarzさんのビデオに私も感銘を受けました。(Gonciarzさんは過去に東京にも住んでいて、彼のVlogは日本人でも観ていて日本のことを学ばさせてくれることがあります。)

日本とポーランドの友好関係の歴史については、まだまだ私も知識が浅いです。


しかしポーランドに住む日本人として、この歴史を多くの人に伝えていく使命感を良い意味で感じています。


サンケイ・ワールド・ビューのこちらのYouTubeビデオもとても参考になりました。









山・海・湖、歴史的な建造物まで

 

中央ヨーロッパに位置するポーランドは地理的にも恵まれています。大きさは日本の約5分の4のサイズといわれています。


北にはバルト海に面したグダニスク・ソポト・グデニアといった都市があり、南にはタトラ山脈をはじめとする山脈地帯が広がります。


中部にある首都ワルシャワは、第二次世界大戦で破壊された街並みを市民の力で完全に復元したとは思えない美しさを誇り、毎回訪れる度に人間の何事にも屈しない力を再認識させられます。



中部の至るところに大きな湖があり、都市付近にも森が多く緑が多い国です。


歴史も深いポーランドには歴史的な建造物が多く、各地の街並みもついうっとりとしてしまう場所が多いです。


かと思えばワルシャワをはじめとする都市では高層ビルもあり、メトロポリタンな一面も持っています。(2023年現在でEUで一番高いビルがあるのもワルシャワ)。




そんなことから、どんな人の心も虜にする要素がある国ではないかと思います。




ワルシャワ以外のおすすめスポット


ポーランドの中世都市トルン

トルンは天文学者であるコペルニクスの生まれ故郷として知られ、また秘伝のレシピによって作り続けられているピェルニクや、中世以来変わらぬ旧市街のヨーロッパ一美しいとさえ言われる魅力に、多くの人々が関心を寄せてきた都市です。そして1997年、その都市計画と建築美が評価され、ユネスコの世界遺産のリストにも登録されました。 とても小さな街なので、半日から1日の滞在で満喫できます。



世界一大きなお城マルボルク城

世界一大きなお城(敷地面積で)といわれるポーランドにあるマルボルク城。マルボルク城はユネスコ世界遺産にも登録されています。さすがの城はとても大きく、3時間くらいかけてゆっくりお城の中を歩き周りました。





日本ーポーランド間に直行便がある

 

2016年よりワルシャワと東京を結ぶLOTポーランド航空の直行便が就航しています。


乗り継ぎがあるかないかは旅程を組む上でも大きな要因かと思います。


またヨーロッパのど真ん中に位置し、他の7つの国にも囲まれているので、ポーランド以外の他の国にも旅行がしやすいことも魅力的です。

ヨーロッパマップ

見落としがちなのですが、グダンスクやグデニアなどのポーランド北側の街からは北欧へのアクセスも良いです。例えばスウェーデンへのフライトは1時間半以下で、LCCも飛んでいます。

2023年2月22日のGoogleでの検索結果
2023年2月22日のGoogleでの検索結果

こういった地理的な利便性から、日本からポーランドに飛び、その後ヨーロッパの他の国を訪れることも良いかもしれませんね。






ビザなしで滞在可能

 


ビザなしで滞在ができる

シェンゲン協定の存在


ヨーロッパ旅行をしたことがある人はきっと聞いたことがあるのが、シェンゲン協定という仕組みです。


wikipediaでは以下のように説明されています。


””シェンゲン協定(シェンゲンきょうてい、英語: Schengen Agreement)は、ヨーロッパの国家間において国境検査なしで国境を越えることを許可する協定である。


よくEUと間違えられやすいのですが、EUとは全く別の仕組みとなっています。EUには加盟しているけどシェンゲン協定には加盟していない・あるいはEUには加盟していないけど、シェンゲン協定には加盟している、という国もあるので要注意です。(一番の例はイギリス)


ヨーロッパに旅行する場合にしっておくべきなのはシェンゲン協定の仕組みです。




シェンゲン協定加盟国を観光目的で訪れる際、日本国籍のパスポートであれば、


過去10年以内に発行され、出国予定日から3ヶ月以上の残存有効期間がある場合に限り、ビザなしで入国することができます。


また滞在期間は、原則「あらゆる180日間における最長90日まで」と決められています。


あらゆる180日間?


また変わった表現だな〜と感じるかもしれないのですが、ここが肝心です。


このあらゆる180日間とは、最初のシェンゲン協定国に入国した日を指し「直近の旅行で入国した日から90日間」ではありません。


例えば2023年4月から3ヶ月かけてヨーロッパ(加盟国内)を周遊するとします。


過去180日以内にシェンゲン協定加盟国を訪れていなければまるまる90日間滞在できますが、2023年1月に一週間のフランス(加盟国)旅行をしていた場合、その一週間が過去180日間に該当するため、


4月の旅行ではその一週間分を差し引いた日数しか滞在できず、90日を超えた分はオーバーステイ(不法滞在)となってしまいます。


一旦シェンゲン加盟国を出たからといっと180日間のカウントがリセットされるわけではありません。


なかなかやっかいだと思いませんか?




シェンゲン加盟国でありながら、独自に日本と条例を結ぶポーランド


ここからが面白いところです。


そんなトリッキーな決まりのあるシェンゲン加盟国でもあるポーランドなのですが、


実はポーランド独自の待遇もあるのです。



”日本の旅券でポーランドに入国する場合、観光・商用等で90日以内の滞在であれば、査証は不要です。(パスポートの有効残存期間はポーランドでの滞在が認められる期間+3が月が必要。)”




このルールなのですが、シェンゲン加盟国としての決まりと別として存在します。


つまりは、フランス(シェンゲン加盟国)に90日間滞在した直後に、ポーランドでさらに最大90日間滞在することができるのです。


さらに嬉しいことに、このポーランドでの90日間のカウントは、1日でもポーランド外にでることでリセットされるということです。


ヨーロッパ長期旅行・あるいはノマドワーカーにとってはとても役にたつ裏技かもしれません。


*注意しておかないといけないことは、ポーランドで90日過ごしたあとに、フランスをはじめとするシェンゲン加盟国を訪れることはできない、ということです。



このような利便性も2023年11月に導入予定のETIASで少しややこしくなってしまうかもしれません。


なのでヨーロッパ旅行を考えている人は導入前に行くことをおすすめします!




コスパが高い

 

ポーランドはEUに加入している国なので、ユーロを使っていると思われがちなのですが、ポーランドの貨幣はズロチ(PLN)というポーランド独自のものを使っています。


インターネット上で「EUで物価が安い国」で調べてもポーランドの名前をよくみかけます。


NUMBEOが発表している「Cost of Living Index by Country 2022 (Europe)」でもポーランドは42カ国中10位です。

コスパデータ

物価が安いのもそうなのですが、コスパの高さにいつも感心させられてしまいます。


簡単にいうと西ヨーロッパで楽しめるものやことを安い価格で体験できるのがポーランドだと思います。


クラフトビアやオシャレなレストランやカフェ、そこそこのホテルなど旅行中は楽しみたい人もいるかもしれません。


こういったものは西ヨーロッパだとどうしてもコストがかかってしまうのですが、クオリティは同じで安く楽しめるのがポーランドなのです。

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